押入の収納で困らないために知っておきたい、7つの基本ルール

芝谷 浩

芝谷 浩

収納スタイルコーディネーター、インテリアコーディネーター、NLD性格アドバイザー

押入の収納で困らないために知っておきたい、7つの基本ルール

押入の収納って難しいですよね?
それはそうです。一般的に押入の奥行はだいたい90cm弱。対して家の中にそんなに大きなモノなんてほとんどないですよね。布団、雛人形や五月人形の箱くらいです。つまり、ほとんどのモノが押入の奥行よりウンと小さいわけで、それらを押入に押し込むことはもちろんできますが、そうすると使いにくくなるわけです。

押入を押し込みにしないようにして使いやすくするには、知っておくと押入の収納がすごく楽になる、7つの基本ルールがあります。基本ルールをマスターして、押入を上手に活用しましょう。

普段使わないモノ優先で収めたほうがレイアウトが楽

押入はそもそも使いにくい場所です。
だから押入は使いにくいものだと割り切って、普段使わないモノを優先的にしまうほうが家全体の収納のレイアウトを考えるのが楽です。

普段使わないモノって、かさばる物が多いのですよね。ストーブや扇風機などの季節物。思い出の品が詰まった段ボール箱など。そういった、かさばりがちな普段使わないモノは押入に収納するのに向いているので、それらを優先的に収めましょう。

 

本などの小物そのままは避けて大きくまとめれば収納しやすい

冒頭でもお伝えした通り、押入は奥行が深いから小さなモノの収納には適しません。
だからできるだけ大きいモノを優先的に収めて、小さなモノは避ける。これは鉄則です。

どうしても本を収めたい場合は頑丈なフタ付きのコンテナボックスなどに収めます。衣類などは押入用の引出式衣装ケースに収めるのが良いでしょう。そうやって大きな単位でまとまっているほうが収納しやすいですよね。

奥行を前後に区切って空間を有効活用

一般的な押入の奥行はだいたい90cm弱。それを半分に区切ると前後それぞれ40cm強です。この寸法なら家の中のほとんどのモノに最適な寸法になります。オープンラックもチェストもだいたいこれくらいの寸法ですから。別に前後で仕切り板を設ける必要はありません。

あくまでも前後に区切ってモノを配置するというイメージで、ということです。そういうイメージで奥に使用頻度の低いモノ、手前に使用頻度の高いモノを置くと、空間を有効活用できます。

 

キャスター付きの収納グッズで出し入れスムーズ

押入下段の場合は、手前にキャスター付きの収納グッズを置くと奥のモノを出すのが楽です。前後にキャスター付きのオープンラックやチェストを並べても良いですし、奥には普段使わないモノをダンボール箱に詰めて置き、手前にキャスター付きの収納グッズを置くというかたちでもOKです。

押入用引出式衣装ケースは、中で前後に仕切ると普段使いも衣替えも楽に

oshiire01_Fotor

一般的な押入用の引出式衣装ケースはだいたい奥行が75cmくらいあります。これに衣類を収めても、手前のほうしか出し入れしないことが多くなりがちです。全部引っ張り出すのが面倒臭いので。

例えば、引出の手前半分に普段着る衣類を入れて奥にはオフシーズンの衣類などを入れると、普段使いやすく、しかも衣替えのときには前後を入れ替えるだけで衣替えが完了します。さらに、季節の変わり目もオフシーズンの衣類を出すのが楽になります。ちなみに必ずしも引出の中に仕切り板を付ける必要はありません。写真のように、畳み方や収める向きを工夫するだけでOKです。

棚を使って上下を区切れば上の空間も無駄なく使える

押入の上段は高さが90cm以上あることが多いので、布団を積み重ねたり、衣類を掛けない限りは、上のほうを有効に使うのは難しいと思います。

そんなときは押入用伸縮棚やスチールワイヤーシェルフ(いわゆるメタルラック)などを使って大きく上下を区切ってしまいましょう。引出式衣装ケースを積み重ねてその上を活用するというのも手です。

枕棚や天袋には軽いモノを収めて安全に出し入れ

手の届きにくい枕棚や天袋はどうやっても使いやすくはなりません。
クリスマスツリー、キャンプ用品、家電の空き箱、捨てるに捨てられないぬいぐるみなど、使用頻度が低いモノで、落ちてきても危なくないようなモノを詰め込みましょう。

 

これら7つの基本ルールをおさえれば、押入の収納はそんなに難しくありません。要は、押入という巨大スペースを縦横に区切り、出し入れしにくい場所にはあまり使わないようなモノを収めることで、手の届きやすい場所を使いやすくするということが大事なのですね。
あまり難しく考えずに、できるだけシンプルに大きく空間を分けるようにレイアウトを考えるのがコツです。

芝谷 浩
この記事を書いた専門家:芝谷 浩

「本当に自分に合った片づけ方」を一緒に見つけましょう!

片づけが難しいのは自分が置かれている状況とニーズが把握できていないから。自分をもっと理解して片づければ、毎日がもっと楽に、もっと楽しくなるはずです。
ブログ:New!収納教える.コム

→詳しくはこちら

この記事が気に入ったら今すぐシェア!