子供に”片付けなさい”を言う前に〜「楽に片付く仕組み」づくりを

中西 彰子

中西 彰子

整理収納アドバイザー

「子供が片付けをしない」という声をよくお聞きします。実は我が家の息子も大の面倒くさがりで、片付けは苦手です。でも片付けが苦手な息子でも「楽に片付く仕組み」を作っているので、一時的に散らかっても10分もあれば自分で元通りの部屋に戻せます。

今回はそんな片付けが苦手なお子さんのための、楽に片付く仕組みづくりのポイントをお伝えします。

片付けなさいを言う前に1出典:http://cataso.jp

■1.「遊んでいる」モノだけに絞る。10分以内で片付けられる量が目安

片付けるおもちゃの量が多すぎると、片付けに時間がかかり「面倒くさくて、やりたくないこと」と子供が感じてしまいます。片付けに苦手意識を持っている子供は、特に毎日の片付けが苦にならないよう、遊んでいないおもちゃは「別の場所に収納するか、処分する」などして量を絞りましょう。

おもちゃの量を絞る際は、親が勝手に選んでしまうのはよくありません。お子さん自身に「遊んでいる」「遊んでいない」で分けて選ぶように促しましょう。

■2. もどす場所を決める。細かくしすぎはNG

片付けなさいを言う前に1出典:http://cataso.jp

子供が片付けを億劫に感じる原因の一つに「片付ける場所が分からない」事が挙げられます。自分の持ち物の住所がきちんと決まっていれば、どこにしまったらいいか分からなくて置きっぱなしにしてしまう事がなくなってきます。但し細かくしすぎると、それを維持するのが難しくなってしまうので、ザックリと同じ仲間を集めて一つの引き出しやカゴに入れて住所を決めましょう。 

■3. 絵や文字のラベリングは効果的!

片付けなさいを言う前に3出典:http://cataso.jp

持ち物の住所が決まったら、中に何が入っているかお子さんにも分かるようにラベリングしておきましょう。字がまだ読めない子供には、絵を描いたり、パソコンの画像をプリントアウトしたもので中身を示してあげましょう。そうしておくと、迷わずしまえるようになります。ラベリングの作業はお子さんに手伝ってもらいながら一緒にすると、子供もしまう場所を覚えやすくなりますよ。

■4.「棚に置く」「カゴに入れる」だけ。片付けアクション数を少なく

片付けなさいを言う前に4出典:http://cataso.jp

見た目を重視して全て扉の中に収めるような収納にすると、お子さんにとって、しまうのが難しくなってしまう事も。片付けが苦手なお子さんには「いかに楽にしまえるか」を優先した収納にしましょう。

片付けるための工程が多くなれば、それだけ片付けのハードルが上がってしまうので、出来るだけアクション数が少なく子供が楽にしまえる収納方法や収納用品を選ぶようにしましょう。「カゴに入れるだけ」にしたり「棚に置くだけ」にすると、片付けが苦手なお子さんや、月齢の低いお子さんでも楽にしまう事が出来ます。

■5.「とりあえずBOX」も準備しておくと便利!

まだ住所を決めていない「新しいおもちゃ」や分類しにくい「おまけのおもちゃ」などを入れて置く場所として、「とりあえずBOX」を準備しておきましょう。とりあえず収めておく場所があれば、どこにしまえばいいか分からなくて、その辺に出しっぱなしという事が防げます。

ただ、この「とりあえずBOX」が「何でもBOX」にならないように、お子さんと時々見直しをするようにしてくださいね。

  

片付けが苦手なお子さんに、ただ「片付けなさい」というだけでは、なかなか片付けられるようにはなりません。出来るだけ片付けのハードルを下げた仕組みを作る事が、片付けを促しやすくする大切なポイントです。

(著:中西 彰子/cataso専門家ライター)

中西 彰子
この記事を書いた専門家:中西 彰子

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