子供目線で決まる!「自分で片付けられる」学習空間づくり

長野 ゆか

長野 ゆか

整理収納アドバイザー、整理収納コンサルタント

学習机1出典:http://cataso.jp

「机じゃなくて、物置きなんです」片付いていないお子さんの学習机でお悩みではないですか?どうして片付けないの?と子供に尋ねても、「片付け方がわからない、めんどくさい」という答えが返ってきます。そこで今回は、子供が片付けたくなる学習机周りのつくり方をご紹介します。

 

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■1.学習道具と、趣味のモノを分ける

子供が片付けにくくなる大きな原因の1つは、学習道具と「おもちゃや趣味のモノ」が一緒に置かれていることです。例えば、手前にフィギュアが飾ってあるために、教科書が「取り出しにくい、戻しにくい」という状態になっていませんか?まずは、学習道具とおもちゃや趣味のモノをしっかりと分けていきましょう。

■2.目的に合わせてアイテムを集める

次に持っているアイテムを、「目的別、使う時期別」に集めましょう。子供自身が管理できる「分類方法」で集めることが大切です。一般的に子供の持ち物は、学習道具、文房具、予備、趣味、思い出のモノ、などに分類されます。

■3.子供目線で置き場所を決める

学習机2出典:http://cataso.jp

次に置き場所を決めていきます。置き場所を決める時にも、子供の年齢にあわせた目線で、定位置、置き場所を定めることが大切です。上手くいかなかった事例では、お母さんがHB鉛筆、2B鉛筆、クリップ、と細かく棚や引き出しの中を分けて置き場所を決めていました。お子さんはモノを戻す場所が把握できずモノが出しっぱなし、という結果に。子供自身がわかりやすい「置き場所」をモノの定位置にすることで、面倒くさがらず「元の場所へ戻す=片付ける」につながりますよ。

■4.学習道具は、利き手に合わせて配置

学習道具の置き場所は、子供の利き手に合わせて決めていきましょう。右利きのお子さんであれば、右側に置くと良いですよ。教科書やノートなどは、座ったままでも出し入れできるよう最も手が届きやすい場所に置くとよいでしょう。

■5.ランドセルと教科書は近い場所に置くのが理想的

教科書は、毎日ランドセルに出したり入れたりしますので、特に置き場所に工夫が必要です。ランドセルと教科書の置き場所を近くすると、散らかりにくい仕組みを作ることができますよ。ランドセルから出した教科書を、そのままポンと置ける場所を「教科書を置く定位置」にするのがベストです。子供の動線を意識して片付けやすい環境を整えましょう。

■6.本棚はぎゅうぎゅうに詰め込まない!

本棚の片付けは、子供が片手でラクに本を戻せることが大切です。本棚に対して本の収納量が「8割程度」になるようにすると良いですよ。本が横積みになってしまう原因は、本棚にびっしり本が入っているから。少しスペースに余裕を持たせて、子供が簡単に自分で戻せる環境にしましょう。

■7.ラベリングで、わかりやすく

置き場所が定まったら、引き出しや棚にラベリングをしておきましょう。見てわかる、考えないでサッと出せる、戻せる、これが子供が「自分で元の場所に戻す」行動につながります。ラベリングにシールを貼ることに抵抗があれば、マスキングテープを使ってみてください。お手頃な価格で利用できて剥がしやすく、シール跡が残ることも防げますよ。

■8.「ちょっと置き」用のスペース作りで、机の上スッキリ

机の上をスッキリさせるために、やりかけの宿題や作業中のモノを「ちょっと置く」空きスペースを、本棚などに確保しておきましょう。やりかけのモノはそこへ置いて席を離れるようにすると、机の上は何もない状態になります。机がスッキリしているのを見ると、子供はその状態をキープしたくなります。繰り返しているうちに、片付ける習慣がついていきますよ。

 

子供が「自分から片付けたくなる」ようにするためには、簡単に元の場所に戻せる環境作りが大切です。動線を考え、すべてのモノに定位置を作りましょう。「何をどこに入れるか」を把握していないとリバウンドしてしまうのは、大人も子供も同じですね。片付けやすい仕組みづくりを、しっかり親がサポートして作ってあげてくださいね。

(著:長野 裕香/cataso専門家ライター)

長野 ゆか
この記事を書いた専門家:長野 ゆか

アイデア・おしゃれ収納ではない「本当の片づけ」を伝える

整理収納アドバイザー。3児の母。元片づけ苦手経験を持ち、現在は講師。ストレスの軽減、「誰でも・すぐできる」情報をご提供。
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