「リビングダイニングから片付け始めてはいけない」3つの理由

芝谷 浩

芝谷 浩

収納スタイルコーディネーター、インテリアコーディネーター、NLD性格アドバイザー

 

リビングダイニングから片づけ始めてはいけない3つの理由

リビングダイニングは家族の憩いの場。そして来客スペースでもあります。だからこそスッキリと片づけたいわけですが、なかなか満足のいく状態にならないことが多いのではないかと思います。

しかし、リビングダイニングがなかなかスッキリ片づかないのは仕方ないのかもしれません。なぜならリビングダイニングは家の中でもっとも片づけるのが難しいからです。

片づけが難しいリビングダイニングを頑張って片づけようとしても、自分自身に片づけに対する苦手意識を植え付けるだけです。今回はリビングダイニングから片づけ始めてはいけない3つの理由を知ることで、決してあなたが片づけ下手なのではなく、いきなり“ラスボス”に挑戦していただけということに気づいていただければ幸いです。

 

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■1. モノよりも人のほうがコントロールするのが難しい

“新聞は読んだらここに置いてっていつも言ってるでしょ!”、“おーい、リモコンどこだー?”。そのようなやりとりが日常生活の中では多くないでしょうか?自分一人で生活をしていれば新聞やリモコンは自分で所定の位置に置けば良いし、仮に戻し忘れても自分で探すだけです。新聞やリモコンを右から左へ動かすことは簡単ですが、自分を律するのはちょっと難しい。けれど家族を律しようと思ったらもっと難しいのではないでしょうか。

リビングダイニングには家族が集まります。そして家族それぞれがモノを持ち込み、各々がモノをコントロールしたりしなかったりします。そうするとあなたがリビングダイニングを片づけるには、家族が片づけなかったモノをあなたが片づけるか、あなたが家族をコントロールするしかないのです。

■2. リビングダイニングに収納しようとするとお金や手間が掛かる

リビングダイニングはやはり見た目が気になる場所です。だから見た目良く片づけたいと誰しも思うのですが、そうするとどうしてもお金や手間が掛かってしまうのです。

残念ながら、見た目が良くて安い収納家具というのは存在しません。イケアや無印良品の収納家具を使ってもスッキリとさせることはできますが、そのためには片づける技術をしっかりと身に着けたうえで、インテリアのセンスも磨いておく必要があります。

また、扉付きの収納家具を使えば中がゴチャゴチャでもパッと見た目はスッキリしますが、モノの出し入れの度に扉を開け閉めするという手間が必要になり、どこに何を置いているかが分かりにくくなってしまいます。収納家具を購入するときはちょっとした手間だと思っていても、実際にそれを毎日やろうとすると難しく、あなたにはそれが可能でも家族には実践してもらえないこともよくあることです。

■3. そもそもリビングダイニングは収納する場所ではない

リビングダイニングに限らず、部屋をスッキリとさせたければモノを減らすことが大切です。しかし、捨てれば良いと言っているわけではありません。目の前から消し去ってしまえば良いのです。

リビングダイニングにモノを収納しようという前提で片づけを始めてしまっては、いつまで経ってもリビングダイニングがスッキリすることはありません。リビングダイニングには何も置かないことを前提に考え、どうしても必要なモノを厳選した上でそこに収納しようとすれば、目の前から限りなくモノを少なくすることができます。

 

“でも他に収納する場所がないから仕方ないじゃない?”…そんな声が聞こえてきそうですが、だからリビングダイニングから片づけ始めてはいけないのです。リビングダイニング以外の部屋から順番に片づけていき、可能な限りリビングダイニング以外の部屋にモノを収納するようにしましょう。そうするとリビングダイニングよりも片づけが簡単なところで片づける技術を身に着けることができ、リビングダイニング以外の部屋にモノを十分に収納することができて、自然とリビングダイニングがスッキリするようになるのです。

(著:芝谷浩/cataso専門家ライター)

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芝谷 浩
この記事を書いた専門家:芝谷 浩

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