「本当は片づけできる私」部屋がスッキリしない時は、自分ルールを緩めてみよう

長野 ゆか

長野 ゆか

整理収納アドバイザー、整理収納コンサルタント

main出典:http://cataso.jp

あのカバンはあそこへ置いて、このチラシはここを切り取ったら処分して…。頭の中で何度も“片づけシュミレーション”をしているのに、実際はなかなか片付かない。そして「やる気になればいつでも片付けられる、ちょっと散らかっている期間が長いだけ」そう思っている間に、どんどんたまって…さらに悪循環。そんな経験はありませんか。

実はこうなってしまうのには、いくつかの行動と考え方のパターンがあります。次のポイントを意識して、自分のルールを緩めてみましょう。

 

スポンサードリンク

 

■「使う時に便利に」と細かく分類しようとしない

使う時に便利にしておきたいという人に、この傾向が見られます。実際に片づけ作業を始めても、とても丁寧。細かく、大きさ別、種類別、人別、シーン別、重要度別…と分類していきます。そして結局、分ける作業に時間がかかる為、なかなか作業を始められず、放置してしまいがちになり、片づけ待ちの山を作ってしまう事になります。

この場合「時間をかけて分けて丁寧にしまう」作業に見合うだけの、使用頻度があるかがポイント。時々使う程度のものであれば「大人・こども」「文房具」「一時保管」など ざっくりと分けてしまうだけでも問題ありません。片付け待ちの山を作らない方が、使うときの便利さを感じることができます。

■「手順ばかり」を優先しすぎない

きれいに洗ってから、アドレス帳を確認してから、データ化して、入力してから、友達(家族)に見せてから、など、片付ける前にしておきたい、様々な別作業を優先してしまうパターンです。なかには「ベルマークを切り取ったら」処分するなど、処分をする為の条件があることも。

片づけたいんだけど、○○してから、という条件が付くものが多い場合、解決策は簡単です。○○をさっとしてしまいましょう!なかなか動けないときは、「片づけるために○○する!」と意識付けを変化させるだけで、動きやすくなります。

■「判断」を後回しにしない

判断しないといけない事を後回しにしてしまう、これによって、判断待ちの紙類がたまっていきます。買うかどうしようか考え中のチラシ、申し込もうか悩み中のイベント案内、行くかもしれないお店の割引券…、また、仕事の書類にもあてはまります。その紙自身が「いる・いらない」の前に「まず自分がどうしたいのか」を決定しなければいけません。

判断待ちの書類がたまりがちな場合は、これらの書類をひとまとめにしておくと良いでしょう。そして、片づける時間ではなく、「判断する時間」をとりましょう。こうしておくと、判断が進むと共に片づけも進み、他の紙類もぐんと片づけやすくなります。

■せっかくだからキレイにと「片付けハードル」を上げない

せっかく片づけるなら、きれいに片づけようと、見た目の美しさにこだわり、120点を目指してしまう事はありませんか?この傾向があると、片づけハードルが高くなり、なかなか手をつけることができなくなります。

こだわりを少し低くして、まずは80点を目指しましょう。片づけゴールをクリアしやすいところに設定して、達成感を得ることでモチベーションをキープすることが大切です。

 

実は、これらに共通するのは「きちんとしよう」としすぎる性格です。「きちんと・きれいに・完璧に」という言葉のせいで、逆に面倒になり、モノがたまってしまい、そのまま散らかって今に至ってしまっていないでしょうか。「私は片づけられる」はずだけれど、片づいていない期間の方が長いということは、残念ながら周りはあなたを「片づけられない人」とみているかもしれません。

「片づけをラクにするために」という目的のもと、少しだけ自分ルールを緩めてみませんか。気持ちを少しラクに持つだけで、片づけがぐんと進む方も多くいらっしゃいます。当てはまる方は、ぜひ試してみてくださいね。

(著:長野 裕香)

スポンサードリンク

長野 ゆか
この記事を書いた専門家:長野 ゆか

アイデア・おしゃれ収納ではない「本当の片づけ」を伝える

整理収納アドバイザー。3児の母。元片づけ苦手経験を持つ、全国24名の1級認定講師。「誰でも・すぐできる」情報をご提供。
ホームページ:オフィスミカサ | オフィスの片づけ・ファイリング・ビジネスメールの研修で業務効率アップ

→詳しくはこちら