片付け方の1つ「書類は全捨てが基本」はどう考えればいい?

芝谷 浩

芝谷 浩

収納スタイルコーディネーター、インテリアコーディネーター、NLD性格アドバイザー

書類は全捨てをどう考える?出典:http://cataso.jp

一般家庭にあるモノの中で、単位面積当たりもっとも数量があるのは書類です。よく「洋服が捨てられない」なんて言われますが、それよりも書類を捨てるほうがはるかに困難なのです。 今回は、書類整理に関する質問を頂きましたので、ご紹介します。

【質問】

片付けのプロの方は「書類は全部捨てることが基本」と言いますが、それは全ての書類を捨てるということでしょうか?保険証や登記簿謄本、墓地永代使用料の領収書など、重要な情報は全て書類に残されていますし、紙媒体よりデータで保管した方が消えやすいので、データの保管に頼るのは危ないと思います。

「書類は全部捨てることが基本」とはどの程度のことを指すのでしょうか?

【回答】

 

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■重要性が低い書類は捨てる

私も片づけのプロですが、私は「書類は全部捨てることが基本」とは言いません。とは言え、そのようにおっしゃる他のプロの方々の言っていることが間違っているというわけではありません。

「書類は全部捨てることが基本」というのは極端な表現ではありますが、モノが捨てられない方や片づけが苦手な方には、これくらい言わないと書類の整理ができない背景があると言えます。また、他のプロの方々の言う書類の全捨てとは、学校から配布されるプリントやダイレクトメールなどの、重要性が低く代わりがきくような書類に対してだと思います。おっしゃる通り、保険証書や登記簿謄本は重要ですし、墓地永代使用料の領収書などなくしてしまうと困る書類は、残しておく必要があります。

■書類整理は片付け実感が湧きにくい

洋服は数枚捨てたら体積がぐっと減るので、片づけた実感を得られます。しかし、書類は数枚処分したところでほとんど体積が変わらないため「片づけた」という実感が湧きにくく、しかも1枚1枚確認するのにかなりの時間を要してしまいます。
そのため私は逆に「書類は全部残す」または「書類は一番後回し」にする場合が多いです。
書類を片づけたいという場合はもちろん順を追って書類を片づけますが、他のモノが片づいていないときは書類以外から片づけ始めた方が早いです。書類から片づけてしまうと、時間がかかってもなかなか成果が見えないので、片づけを続けていられなくなってしまいます。 

 

私は「書類は全部捨てることが基本」と真逆の考えではありますが、印象に残りやすく伝わりやすくするためにやや極端な表現を使われているのだと思います。

(著:芝谷 浩)

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芝谷 浩
この記事を書いた専門家:芝谷 浩

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