親から子へ伝える「物を大切にする心」〜ランドセルがピカピカの理由〜

江川 佳代

江川 佳代

一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所 理事

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子供に物を大切にすることをどう伝えていけば良いですか?回転がはやいおもちゃ、例えば戦隊ものなどの場合は1年で使わなくなる。1年くらいで簡単に手放すこと、それってモノを大切にしていない気がする。でもだからといって、もう遊ばないおもちゃを保管しつづけるのも違うような気がします。

講座やお宅での収納レッスンの時に、よくこのようなご質問を受けます。「物を大切にする」心を育てるにはどうすれば良いでしょうか。

 

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■日々使うものを大切に扱う、その姿勢を見せる

戦隊モノや女子のキャラクターモノは、旬があります。流行の一つですよね。ママだって、旬のすぎた服は着たくないように、子どもも旬のすぎたおもちゃでは遊ばない。それは当然のことだと思うのです。

だから、視点を変えて、日々使うものを大切に扱うことを実践してみてはどうでしょうか?ご自身の暮らしの中ですぐにできることがあります。自分に合うもの、無理なく継続できるものはないですか?

例えば

・履いた靴をきちんとそろえて、履いた後は磨く。
・使ったかばんを時々、洗濯したり、革製品はクリーナーで磨く。
・扉を閉めるときは最後まで手を離さない。
・割れやすいものを扱うときは手を添える。
・モノを置くときに音を立てないように丁寧に置く。などなど

もちろん、私もこれらを全て実践しているわけではありません。私が実践していることは、帰ってきたら靴の中をアルコールのペーパーでふき取って、外はブラシをかける。皮の鞄や財布については、時々クリーナーで汚れを拭き取るなどです。

■キレイだと雑に扱えない、だから大切に使うようになる

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出典:http://cataso.jp

ちなみに、これは今年高校生になる娘が小学校6年間使ったランドセルです。ピカピカです。決して娘はモノの扱いが丁寧な子ではありませんが、入学当初から卒業後は「国際協力NGOジョイセフ」に寄付をしようと約束していました。そのため、長期休みになるとクリーナーで磨きました。

きれいだと、雑に扱えない、だから大切に使うようになる。反対に汚れると雑に扱うようになり、ますます痛む。これは、お部屋の状態と似ていますね。モノが散乱していると、雑にモノを置いても気づかないですが、整然としたお部屋にモノを一つおくととても目立ってしまいます。

国際協力NGOジョイセフ(ランドセルを送る)
https://www.joicfp.or.jp/jpn/donate/support/omoide_ransel/

■モノを大切にすれば、自分を大切にすることにつながる

イチロー選手は、試合が終わったあとのスパイクの泥を丁寧に落とすそうです。自分自身が今まさに使うものを大切に扱う、これこそが、長年にわたり野球の本場でも活躍できる人のモノとの付き合い方なのだと思います。モノを大切にすることは、自分自身を大切にすることにつながっていきます。

 

日々使っているものから、ご自身がそれを実践する。親がそれを実践してみること、きっとその後ろ姿からお子さまはモノを大切にすることを学んでいかれることと感じています。

(著:江川 佳代)

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江川 佳代
この記事を書いた専門家:江川 佳代

整理収納のプロだって「片づけ」に悩んでる!

親・子の片づけ教育研究所理事。親と子の片づけを「仕組みづくり」「関わり方」両方から発信中!
ブログ:『片づけなきゃ』から解放されたい!

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