思い出の品の収納に「桐箱」を活用したい!調湿力があるって本当?

芝谷 浩

芝谷 浩

収納スタイルコーディネーター、インテリアコーディネーター、NLD性格アドバイザー

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思い出の品は大切に長く保管し収納しておきたいもの。

今回は、お家にある桐箱を思い出の品収納に使えるのかお困りの方からご相談を頂いたのでご紹介します。

【質問】

着物を入れていた桐の衣装箱があります。
桐には調湿力があると聞くので、アルバムや子供の作品などを入れるための思い出収納の保管に使いたいと思っています。

しかし、触った感触がしっとりしており、おねしょのような薄く広いシミのようなものも広がっているので、余計に湿気を蓄えてしまうように感じます。本当に中身を守れるでしょうか。

【回答】

 

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■「桐には調湿力がある」は間違い?!

世間で「桐には調湿力がある」と言われているのは、実は少し誤解があります。
確かに桐は湿気を吸いますが、除湿を目的として桐を使っているわけではありません。
桐タンスの引き出しや衣装箱のフタの部分が湿気を吸って膨張し、引出しと本体、フタと本体のすき間をふさぐことで、湿気の進入を防ぐことができています。

安価な桐タンスや衣装箱はすき間が多いため、桐が湿気を吸い膨張してもすき間を防ぐことができません。簡単にフタが外れてしまうようであれば、湿気を防ぐ効果は少ないと言えます。

逆に、高価な桐の衣装箱は、梅雨時など湿気の多い時期であるほど、フタを外すのが大変なはずです。湿気が強いときにフタがガッチリ閉まる桐の衣装箱でしたら、アルバムなどを収納しても問題ありません。

■薄く広いシミは良質な桐箱の可能性アリ

「おねしょのような薄く広い染みのようなものも広がっている」ということなので、立派な桐材を使っている可能性があります。良質な桐は汗を1滴たらすだけで、パッと紫色になります。それが古くなると、褐色になっていきます。

もし褐色になった衣装箱を元通りの白い状態に戻したい場合は、タンス屋さんで「あらい」をかけてもらえば良いでしょう。「あらい」とは、あく抜きのことです。

 

湿気を吸い、より密閉度が強くなった桐の箱であれば、湿気の侵入を防ぐことができるので、大切な思い出の品を湿気から守り収納しておくことができるでしょう。

良いものですので、大切に使っていただければと思います。

(著:芝谷 浩)

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芝谷 浩
この記事を書いた専門家:芝谷 浩

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