「ウォークインクローゼット」は使いやすい?収納スペースを有効活用できるタイプは?

芝谷 浩

芝谷 浩

収納スタイルコーディネーター、インテリアコーディネーター、NLD性格アドバイザー

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近年ウォークインクローゼットがある住宅が増えてきていますが、実際に使い勝手はどうなのでしょう。
ウォークインクローゼットに関するご質問を頂いたので、ご紹介いたします。

【質問】

たくさん収納できるイメージのあるウォークインクローゼットですが、実際は使いやすいのでしょうか?

【回答】

私の経験から言うと、マンションでも一戸建てでもほとんどが“ダメな”ウォークインクローゼットです。

 

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■収納後ウォークインにならないクローゼットが多い

ダメなウォークインクローゼットで一番多いのは、「ウォークイン」とは呼べず、2〜3歩しか踏み込めないような「ステップイン」クローゼットです。
ステップインになっている場合は、狭いスペースに無理矢理ハンガーパイプの長さを確保しようとしているため、相対的にコーナー部分が占める面積が多くなります。

コーナー部分は掛けた洋服の出し入れがしにくいためデッドスペースになりがちです。また、コーナー部分はもちろん、それ以外の床面もチェストなどを置くのが難しくなります。
そのため、十分な広さが確保できない場合は普通にクローゼットを据え付けたほうがスペース効率が良いと言えるでしょう。

■収納量が普通のクローゼットと変わらないものも

次に多いのが、ウォークインするための通路とその片側に洋服掛けがあるウォークインクローゼットです。
収納量は通常のクローゼットとほぼ同等なうえ、通路は洋服を出し入れするためだけの“無駄”なスペースと言えます。
こういった場合も、普通にクローゼットを据え付けて、通路部分になるスペースを部屋の一部にしてしまう方が合理的と言えるでしょう。

■選ぶならこれ!合理的なウォークインクローゼットとは

おすすめのウォークインクローゼットは、両側に収納スペース+幅60cm程度の通路のタイプです。ハンガーパイプの配置が「L字」や「コの字型」のウォークインクローゼットでは、コーナー部分にデッドスペースができてしまいます。歩き進みながら両側から洋服を取り出せる「II型」のレイアウトが一番合理的と言えます。

文字通りウォークインしようと思えば、ウォークインクローゼットのレイアウトはII型レイアウトであるべきです。また、洋服を掛けるには奥行が60cm程度必要になりますから、それを2列と通路幅60cmで間口は一間(180cm)幅程度にするのがもっとも無駄がなく合理的と言えます。

 

「ウォークインクローゼットだから洋服が収納しやすいはず」と思い込まず、実際に洋服を掛けたりチェストを置いた状態をイメージして、最適な間取りプランを立てるようにしてください。

(著:芝谷 浩)

芝谷 浩
この記事を書いた専門家:芝谷 浩

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