分散がおすすめ!非常袋をどこに置く?防災用品、備蓄収納の考え方

澤田 真美子

澤田 真美子

整理収納アドバイザー 防災・減災アドバイザー

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防災用として非常袋を用意されているご家庭も多いと思いますが、普段どのように収納されているでしょうか。万一の事態があった場合、必要なモノを持ち運べるようにしておきたいものです。

今回は、非常袋、防災グッズ収納についてお伝えします。

■非常袋は、1か所にまとめて収納しない

家族全員分の非常袋を1カ所に収納するのはおすすめできません。

万一の事態が発生した時、収納していた場所が倒壊してしまえば取り出すことができません。また、非常袋が邪魔で、逃げるのが遅くなってしまうという事が考えられます。

■1次避難用、2次避難用に分けて。備蓄品も準備

非常袋は、1次避難用、2次避難用に分け、別々の場所に収納するのがおすすめです。

1次避難用は、災害発生直後にすぐに持ち出すための非常袋で、中身は必要最低限のモノのみです。2次避難用は、自宅が倒壊したり、その危険性が考えられる場合に持ち出すモノです。

そして、これらとは別に、備蓄品も用意しておきましょう。自宅で生活できてもライフラインが機能しなくなる場合があります。その時の為に必要なモノを準備しておくと安心です。

■防災グッズ収納場所の考え方

●1次避難用防災グッズは、家族の人数分をすぐ持ち出せる場所に

1次避難用は家族それぞれ個人別に、リュックなどに入れて非常袋として用意しておきます。

寝ている時に地震が起こっても、手探りでこの非常袋を持って逃げられる場所を選んで収納します。目が覚めた直後でもすぐに持ち出すことができるような場所がいいでしょう。収納場所を頻繁にかえるのは好ましくありません。

●2次避難用防災グッズは、家の中や外に分散して収納する

分散して収納するのがおすすめです。1か所に収納してしまうと、万一その場所が倒壊してしまうと、その中のモノが取り出せなくなってしまいます。

家の中の例

キッチンやリビング、玄関や廊下にある収納スペースなどに。床にじか置きにするのではなく、戸棚や収納スペースにしまうようにします。

家の外の例

(1)ベランダや物置

ベランダや庭があれば、そこに非常袋を置く方法もあります。直射日光があたらないよう、ケースに入れて収納します。ケースは、ホームセンターなどで購入することができます。

物置きがあれば、そこも収納場所として活用することができます。しかし、夏場はかなりの高温になりますので、食品や医薬品の保管には不向きです。

(2)車の中

ただし、車のキーがなければ、万一の事態でも中のモノを取り出すことはできません。また、ベランダや庭、物置きと同様夏場は50度以上にもなる可能性があります。食品や医薬品等の保管には不向きです。

車を活用する場合は、あったら便利なモノなどを収納しておきましょう。

■子供と女性の安全確保の為に、非常袋の注意点

また、非常時は窃盗や盗難だけでなく犯罪が多発します。なかには、子供たちや女性を狙った犯罪も起きています。

そういった犯罪にまきこまれないよう、非常用のリュックや身につけるモノは、女の子でも赤やピンクというような色は避け、黒や紺というような一見女の子とわからないモノにするようにしてください。

 

防災グッズ、非常袋や備蓄品の収納についてご紹介いたしました。万一の事態を想定し、必要な時に必要なモノがサッと取り出せるよう、非常袋の中身や備蓄品は、定期的にチェックするようにしましょう。

(著:澤田 真美子)

澤田 真美子
この記事を書いた専門家:澤田 真美子

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整理収納アドバイザー。防災を意識した、安全で快適な空間をつくるための整理収納方法をお伝えしてします。

 

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