あなたは当てはまる?「部屋を片付けられない人」7つの特徴とその対策

川本 葉子

川本 葉子

二級建築士、ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザー

部屋を片付けられない人の多くは、些細なことが原因で、部屋を片付けられない状態になっています。

片付けられない原因になっていると思われる7つの特徴と対策をご紹介します。部屋が片付けられないと思っている方は、当てはまるものがあるか、参考にしてみてくださいね。

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■1.  お得感に弱く、無意識にモノを増やしている

福袋を買うのが好き、粗品をついもらってしまう、セールに行ったら何か買わずにいられないなど、お得感に弱い心理がモノを増やしてしまい、それが片付けを困難にしてしまっているのです。更に増えてしまったモノを、「高かったから」と捨てることができない、かといって使う出番もない、部屋を片付けられないという悪循環が生まれてしまいます。

対策は、まずこの「お得感に弱い」という自分の心理に気づく事です。そして、モノを買う時もらう機会がある時に、これは本当に必要なもの?、後で片付けに苦労する事にならない?と、自分自身に問いかけてみて下さい。心のブレーキをかけることができたら、無駄なモノを持って帰る事が防げます。

それでも心の衝動が抑えられない人は、バーゲン会場には足を運ばない、ショッピングサイトには訪れない、ことが一番です。バーゲンが終わる頃には熱も冷めて、冷静な自分に戻れます。

■2. 自分の持ち物を把握できていない

自分の持ち物を把握すること、これはモノを沢山持っている場合は難しい作業ですね。

整理整頓が得意なドイツ人は、無駄なものは買わない、持たない、主義で、すべての持ち物を把握しているそうです。ナイフが何本、シーツが何枚、持ち物の全てを把握して、無駄が出ないようにしているそうです。

ドイツ人の様に、そこまでストイックに持ち物の把握はできなくても、ざっくりでも良いので、自分が持っているモノの把握ができれば、必要のないモノが減ります。

対策は、モノを収納する場所を出来るだけ分散させないことです。更に、どんな持ち物があるのか、持っているモノをパッと見て把握できる「一目瞭然収納」を試してみて下さい。家のあちらこちらに、モノが置かれていないか、チェックしてみて下さいね。

■3. 興味の範囲が広く、次から次に手を出す性格

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興味の範囲が広い方は、男女問わず、独身の方を中心にけっこういるのではないでしょうか?趣味が多かったり、とりあえず形から入るのに装備を揃えてみたり。自己啓発本が大好きだったり、財テクや精神世界まで、本も沢山お持ちだったりしますよね。自分の中の引き出しが沢山あるので、おしゃべりしていても話題が多く、とても楽しい方だったりします。

ただ、収納スペースの容量には限りがありますので、対策が必要ですね。

例えば、同時進行で行っている趣味を「3つまで」など、ある程度の制限を設けると良いでしょう。制限をかけると、本当にやりたい事を見極めることができて、買い過ぎを防げます。本を買い過ぎてしまうなら、今月は3冊までと制限をかける、そうする事で、本当に欲しいものだけを見極めて購入できますよ。

又、簡単に何でも買えてしまう時代の今、購買行動そのものが習慣化している場合もあります。Amazonなどのネットショップで欲しいモノがあったら、カートに入れて3日待ってみて下さい。すると案外気持ちが変わって、要らなくなっていたりするものです。

■4. 散らかった部屋の状態に目が慣れてしまっている

散らかった部屋の状態に目が慣れてしまっている人は、結構いらっしゃるのではないでしょうか?私も産後、随分と部屋が散らかりましたが、母に指摘されるまで、気になりつつも、見て見ぬ振りをしていました。

実はこれにはうってつけの対策があります。写真を撮る事です。人間の目とは不思議なもので、自分の都合の良いようにしかみていません。都合の悪いものは視野から外すのです。

しかしながら写真のレンズは正直です。撮れた写真が、現実そのものなのです。お片付けの特集などでよくあるbefore/afterの、beforeの写真を撮る行程ですね。お片付けのプロも、現場に伺った際に撮った写真を持ち帰って何度も見ます。

何がどうなっているのか、部屋が片付かない原因はどこにあるのか、写真を撮ることで、部屋の状態が客観視でき、それが片付けに向かう原動力になります。

■5. また使えるかも。だから捨てたくないという心理が働く

万に一つでも使える状況が訪れるのであれば捨てたくない、という心理が働く為に、一見ガラクタに見えるようなものでも捨てられない特徴があります。

壊れた水筒の上の部分だけ、など普通には価値があると思えないモノでも、万が一これが使えた場合の、そのうれしさといったらもう!という快感を過去に経験されていたりするので捨てられないのです。

私はこの特徴がある方には、「無理に捨てずこのまま残しておいたら良い」とアドバイスしています。ただ、邪魔になるので、食器棚の奥など、”見える場所だけれど存在を忘れない場所”を探して、自分が納得いくまで残しておくことが一番です。目にも触れるので、時間の経過とともに、もう要らないかも、の判断がつけばその時点で処分します。

お片付けは自分や家族のために行うものですから、他人がどう言おうと、自分が必要だと思うのなら残しておくのがベストです。その為に、部屋の収納方法や収納場所に工夫が必要になってきますが、ここがクリアできればもったいなくて捨てられない人でも、すっきりした生活を送ることができます。

■6. 収納場所の使い方がわからない

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収納場所ををどの様に使えばいいのかわからない、収納場所を上手く活用できていない人です。この特徴がある人は、よいお手本の収納事例を目にする機会が少なく、収納方法がよくわからないことが原因で、収納場所はスカスカなのに、床にはモノが溢れてしまっていたりします。

収納場所の空間を上手く使えていない場合も多いので、収納上手なお友達のお家で収納実例を見せてもらったり、収納用品のカタログを眺めて様々な収納実例を知ると、大きなヒントを得られます。

ヒントをもらったら、とにかく実際に手を動かしてみます。手持ちの収納用品を縦にしたり横にしたりして、収納場所の空間を上手く使う訓練をします。いきなり細かく仕切ってモノを収納するのは難しいと思いますので、まず大きいモノを収納してみて、残ったスペースを徐々に分割して行く方法を試してみてください。空間を区切る事に慣れてきたら、収納のコツが掴めて、上手に収納できるようになっていきますよ。

■7. いつか片付けようと先送りにしてしまう

多かれ少なかれ、片付けられない人というのはこの特徴を持っています。

ほんの少し気を抜いている間に、まるで生き物のようにモノがモノの上に増殖してしまいます。片付けないといけないモノや場所が、加速度をつけて増えてしてしまい、片付けをさらに困難にしてしまう、どこから手を付けて良いか分からない状態になる、ということが起こってしまうのです。手を付けられない状態を放置すると、ほんの数年でゴミ屋敷になってしまうお宅も。

対策は、とにかく気付いた時に直ぐやる事。先送りの性格を直す意識改革をするのが一番です。ただ、どうしても腰が上がらなければ、翌週に友達を呼ぶ予定を入れ、無理矢理にでも片付けなければならない状況に自分を追い込みましょう。人を呼ぶ予定を入れるのは、即効性があり期限が明確なので、より簡単に達成しやすいですよ。

■片付けられない人には、病気が原因となっている場合も

本でお片付けを勉強したり、お片付けの講座に通ったり、前向きに片付けたいと行動しているにも関わらずお片付けができない人がいます。ADDやADHD、自閉症といった脳に問題を抱える人たちです。

こういった発達障害を抱える人たちの中には、何度も自分一人で取り組もうとして、挫折して、どんどん散らかった状態になっていってしまい、自分ではどうしようもない状態にまで陥ってしまっている人がいます。自分がもしかしたらこのタイプかもしれないと思う方は、医療機関を受診したりすることで、片付けられない原因が自分のせいではない事を知る事で、ずっと生きやすくなるでしょう。

他にも、近親者の死や、うつ病等、脳の機能障害などで精神面からの影響を受け、無気力感に苛まれ片付けられない状態になってしまっている人もいます。

 

どうでしたか?片付けられない人、あなたには該当する部分があったでしょうか?もしそうだったら、ぜひそれぞれの対策を試してみてください。

片付けは習慣です。今、部屋が片付けられない人でも、これをヒントに部屋を片付けられる人に変化していってくださいね。発達障害や精神疾患に起因する片付けられない症候群を疑う方は、医療機関でのサポートに加え、専門の知識を持ったライフオーガナイザーなどのお片付けサポートを利用する事で、より自分に合った解決方法を探る事ができます。

毎日のお片付けがずっとラクに、人生がもっと楽しくなりますように!

(著:川本 葉子)

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この記事を書いた専門家:川本 葉子

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