ボールの収納方法と収納アイデア12選「これで玄関のサッカーボールもコロコロしないぞ!」
子供の遊び道具、クラブ活動でよく使うのがボール。子供が大きくなればなるほど、ボールの数が増えていきますよね。初めは活発に遊ぶ子供の成長がほほえましいものですが、慣れてくると、このボールたちが邪魔で邪魔で、もうウンザリ。
丸くて転がる、大きくて場所を取る、子供がいつも置きっぱなし、などなど…収納するのにイライラさせられることが多いのです。そんなボールを、どうすればうまく収納できるでしょうか?
そこで、今回はボール収納方法のコツと、使える収納アイデアを12選にまとめてみました。最近ボールが増えてきて、片付けに頭を悩ませている人は、ぜひ読んでみてくださいね。
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大きくて転がるボールの収納でよくある悩み。特にサッカーボールは困るよね…
[1]子供が大きくなってくるとボールが増えてくる
子供が2、3歳くらいになると、外で遊ぶボールを買いますよね。幼稚園になったら、本格的なボール。小学生になったら、スポーツ用のボール。男の子でも女の子でも、子供がいると必ず家に1個はあるのではないでしょうか。
スポーツが好きなお子さんだと、サッカーボールやドッジボールなど、どんどんボールが増えていきます。1個だけなら玄関の隅に置いても何とかなるかもしれませんが、3個くらいになると何か収納ツールがないと片付けが難しくなっていきますよね。
[2]そのまま置くとコロコロ転がってしまう
子供のサッカーボール、野球ボール、バスケットボール、そのまま置いておくとコロコロ転がって、とにかく邪魔。玄関や床に転がっていると、掃除の邪魔にもなります。
ダイエット用にバランスボールが部屋にあると、それだけで場所を取ってしまい、部屋を圧迫してしまいます。転がるボールをうまく収納するには、安定しないために意外と難しいのです。
[3]サッカーボールは大きくて場所を取る。しかも、汚い
男の子だったら、やっぱりサッカーボールは1個買いますよね。サッカーボールは大きいし、転がるし、どうしても場所を取ってしまいます。しかも、地面を転がし、靴で蹴るので汚れやすい。
汚れたサッカーボールが、玄関に転がっているのを見るとうんざりしますよね。
玄関で転がるボールを収納するコツは?どんな方法がいいの?
[1]玄関のどこに置き場所があるかチェックする
まずボール置き場の第一候補は玄関。玄関のどこにボールが置けそうかチェックしましょう。下駄箱の中?下駄箱の横、下?土間スペース?など、空きスペースはあるか。
吊るして収納できるスペースがあるかどうかも要チェックです。
[2]子供が自分で片付けやすい工夫をする
ボールを使うのは子供。だからこそ、自分でしっかり片付けられる習慣づけが大切です。小さな子でも片付けやすいよう工夫しましょう。
手の届かないような高さにしない。簡単に放り込めるような場所にする。子供専用の置き場所を作ってあげる。といった、工夫を心がければ、子供が自分で徐々に片付けられるようになります。
[3]置きやすさ、入れやすさを重視する
子供がよくボールを使うようになると、いちいち片付けるのが面倒になって、玄関にポンと置いてしまいがち。そうならないために、ボールを片付ける時にめんどくさいのはNG。
さっと置きやすい、さっと入れやすい片付け方になるようにしましょう。外から帰ってきて、玄関に入ったら1アクションですぐ置ける、多くても2アクションくらいがいいですね。
[4]ボールを入れた時の見た目を気にしてみる
いくらボールが片付けやすくても、玄関でごちゃごちゃに見えるたり、汚れたボールが目につくと、家族みんなが嫌な気分になります。
玄関であればなるべく見せない、隠す収納ができると理想。隠せない場合は、キレイに並べたり、揃えて見せるべき。すっきり見えますし、ディスプレイ的に見せることもできます。
[5]汚れることを前提に考える
外で使うボールは砂や泥で汚れます。雨の日使ったボールなんて濡れるし、泥だらけ。不衛生だからキレイにしたいと、神経質になるかもしれませんが、子供はおかまいなしです。
そこは、もう諦めましょう。ボールは汚れるもの。汚れたものを置いたり、入れたりするので、汚れてもよい場所にしましょう。洗いやすい、拭きやすい置き場所の方がいいですね。
あとは、いらないタオルなど、ボールをすぐ拭けるよう、ボール置き場の近くにタオルを常備しておくと便利です。
ボール収納のコツがわかったところで、さっそく使えるアイデア12選を紹介してみたいと思います。アイデアだけでなく、使える収納用品も紹介しているので、参考にしてくださいね。
1.下駄箱に入れる&突っ張り棒を使って転がり防止
玄関で収納するのに一番簡単な方法が、下駄箱に入れちゃうこと。下駄箱の棚を外して、高さを確保すれば、大きなバスケットボールでも十分入ります。アイデアとしては一番楽ですし、下駄箱の中に入ると見えなくなるので、隠す収納としても向いていますね。
ただ、横に転がったり、前後に転がったり、安定しないのがイマイチなところ。転がり防止としては、突っ張り棒を前面に設置するアイデアが使えます。突っ張り棒で転がり落ちてくることを防げるので、突っ張り棒が一本余っていたら、ぜひやってみてください。
ボールが1個しかなく横に転がるのが嫌という場合は、カゴやボックスを下駄箱の中に入れましょう。見た目を気にしないという方なら、ダンボール箱に入れるだけでも安定しますよ。
2.ボールスタンドで玄関に一括収納
玄関でボールだけを収納するために考えられた専用スタンド。ボールを置くことだけに特化しているので、使い勝手がいいです。縦に並べて収納できるので、ボール3個でも1個分の幅で置けます。玄関でなるべく場所を取らずに置きたい時にぴったりです。
サッカーボールやバスケットボールなど、複数のボールがある家庭に向いています。玄関やガレージに置けば、散らかりがちなボールもすっきり。
さらに、ボールスタンドなら子供が片付けやすい点も好評。ボールを置く高さが地面から近く、高い場所でも幼稚園児の背の高さくらいなので、子供が自分で片付ける習慣もつけやすいですよ。
3.突っ張り棒式ラックで玄関の天井から床まで収納
玄関の子供グッズを一括収納するのに便利なのが、突っ張り棒式のラックです。専用ボールラックではありませんが、ボールの置き場もちゃんとあります。床から天井までを突っ張り棒で突っ張ることで、傷をつけずにボール置き場を作ることができます。床から天井までの空間を収納スペースとして無駄なく使える点が魅力ですね。
帽子やカッパ、バッグ、バットにサッカーボールなど、子供の遊び道具からスポーツ用品までいろいろ掛けたり置けたりする商品が出ています。子供の成長に合わせて、収納するものを変えていきやすので、1つあると使い勝手がいいですよ。
4.シューズラックをボール置き場として兼用で使う
靴が多いためにシューズラックの購入を考えている方なら、ボールも一緒に置けるものを選ぶのがおすすめ。靴と兼用でスポーツ用品をまとめて収納できるアイテムがあります。
ボール収納に特化していないシューズラックでも、ボールが入るスペースがあれば活用できます。既にシューズラックがある方は、ボールを置けるか試してみてください。兼用できると、後々ボールを使わなくなった時、ラックが無駄にならずにすみますよ。
5.下駄箱下にボックスで隠す収納
下駄箱の下が空いているタイプなら、ボックスやカゴを使って隠す収納がおすすめ。ボールの他に砂場セット、虫取りカゴなど子供の遊び道具も一緒に入れることができます。
子供の遊び道具やスポーツ用品は、ごちゃごちゃしたモノが多くなるので、外からパッと見では中が見えないことが重要です。深めのボックスで、中身が見えないよう隠せば、玄関がすっきりしますよ。
また、外で遊ぶモノが中心になるので、ボックス内は砂や泥で汚れます。布製や籐のカゴのような洗いづらい素材は避け、プラスチック製のような洗いやすい素材のボックスを選びましょう。
6.下駄箱下にキャスター付きワゴンで隠す
下駄箱の下が空いている場合に使いやすいアイデアとして、キャスター付きで引き出しやすいワゴンを導入するのもアリ。
ざっくり入れられるので、サッカーボールや野球用具、テニスボールなど小さいボールも放り込むだけ。お子さんが片付けやすいのがいいですね。
たくさんあるごちゃごちゃしたボールも、うまく目隠しを使って収納できれば玄関がすっきりします。使用するアイテムとしては専用で販売されているモノもありますし、DIYで100均すのこを使って手作りすることもできますよ。
7.市販の専用ボールネットで吊るす
定番ですが、市販されているナイロン製のボールネットで吊るす収納も有効。サッカーボールを購入した時に一緒についてくる場合もありますし、市販でも安く買うことができます。
玄関にフックでかける場所があれば、ボールネットを吊るすだけ。自分の好きな場所に、フックを取り付けて収納すれば良いでしょう。
難点は、このナイロン製のネットは入り口がわかりづらく、入れにくいところ。ボールにあったサイズなので、ぴったりするのはいいのですが、入れづらくってイライラしやすいです。
網になっているボールネット以外にも、バッグのように入れて吊るせる専用商品も出ています。これだと入り口が広くて入れやすいです。
8.100円ショップのメッシュバッグ(ネットバッグ)で吊るす
吊るす収納方法として、安く、簡単、おしゃれにできるのがメッシュバッグ(ネットバッグ)をボールネット代わりにするやり方です。
100円ショップのメッシュバッグは、子供のおもちゃ入れや、レジ袋入れ、野菜ストッカーなど、いろいろな吊り下げ収納が可能なのですが、ボール入れとして使うのも最適。大きいボールでも入りますし、サッカーボールなら2個くらい入れることができます。入り口もガバっと開くので、ボールも入れやすいです。
100均の中でも人気なのは、キャンドゥのネットバッグ。バリエーションも豊富で、デザインもかわいいですよ。
9.麻ひもでボールネットを手作りして吊るす
さらにお安く済ませる方法が、自分でボールネットを手作りするアイデアです。手作りボールネットだと編み方次第で、いろいろな大きさ、形が作れます。
麻ひもを買ってきたら、安上がりでたくさん作れますよ。ネットで「ボールネット手作り」で検索すれば、いろいろな編み方がアップされていますので、それを参考に作ってみてはいかがでしょう。初めてでも意外と簡単に作れるので、好みの編み方で、おしゃれにボールネットを手作りするのもいいですね。
10.ウォールボールラックで壁に置き場を作る
壁を利用して、ボールの置き場所を作るとおしゃれに見せることができます。ウォールボールラックという名称で販売されており、3段と5段のバリエーションがあります。
子供向けというよりも大人向けで、おしゃれにディスプレイすることが目的になりますね。スポーツ好きのご家庭ならぴったりかも。DIY得意な方なら自作も可能ですよ。
11.壁にディスプレイできるボールホルダーを使う
壁にディスプレイして、おしゃれに見せる収納では、ボールホルダーを使うのもアリ。アメリカっぽいスタイルですが、実際米国製のものが売られています。
スポーツショップにディスプレイするような見せ方で、日本の家庭ではなかなか無いかも。スポーツ好きで、ボールがたくさんある方、コレクション的にボールを集めている方などにおすすめのアイデア。
12.バランスボールは天井の角に貼り付ける
バランスボールのビックリ収納技!
部屋の天井にある、四隅の角に押し込んでみると、あら不思議、貼り付いて落ちてこないのです。バランスボールがゴムでできているせいか、壁に吸着してくれているんですね。
バランスボールは、毎回膨らませるのは大変。エクササイズの時だけ使うけれど、床に転がしていると部屋が狭くなって邪魔で仕方がありません。この方法なら、場所も取らず、邪魔になりません。お客様が部屋に入った時には、びっくりされますけどね(笑)。
ボール収納方法とアイデア12選まとめ
収納アイデア12選、ボール収納といっても意外とたくさんありましたね。ご家庭で使えそうなアイデアはあったでしょうか。
ボールを誰がどう使うか、玄関の状況などで、収納スタイルは変わってくると思います。ボールを使う人が自分で片付けやすく、収納後の見た目にも気を使えるようになると良い収納スタイルだと言えそうです。
簡単に安く試せるアイデアも多いので、何回か試行錯誤して、ご家庭に合った収納アイデアを見つけてみてください。コロコロ転がるボール収納のイライラから、早く開放されましょう!
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