catasoさん、なんで『おもいでBOX』作ったの? vol.2

竹内 香予子

竹内 香予子

cataso編集長 整理収納アドバイザー

1

コンセプトから細部の仕様まで、「cataso」で活躍するお片づけの専門家が全面監修したアイテムが完成しました。その名も「おもいでBOX」。思い出専用の特別な収納箱です。

このプロジェクトを陰から支えてきた雑貨プロデューサー中本恵子さんと竹内香予子cataso編集長が構想からの1年を振り返る対談。第2回目は、「おもいでBOX」の特徴について、二人が熱く語ります。

 

竹内香予子:「おもいでBOX」って一見すると「普通のオシャレな箱」に見えてしまうのですが?

 

中本恵子:そう見えてしまうかもしれませんが、使ってみると全然違うんですよ。お片づけの専門家と一緒に「大切な思い出をおさめる」という用途に合わせて「材質」「形」「色柄」にこだわり抜いてるんですよ。 具体的にどんな点がポイントになるか、お片づけの専門家の代わりに私が説明していきますね。

 

2

竹内香予子:まず「材質」とは、紙製の「貼り箱」にしたことですよね?

 

中本恵子:はい。編集長は「貼り箱」というと、何をイメージされますか?

 

竹内香予子:う~ん…。就職祝いにもらった名刺入れが入ってた箱かな?

 

中本恵子:ですよね!つまり「プレゼント」が入ってる箱なんです!

 

竹内香予子:おお~!

 

中本恵子:丈夫さで言うと、プラスチック製の方が優れてますが、どうしても生活感が出てしまいます。一方で「貼り箱」は材質に温もりや高級感もありますし、箱の存在自体が思い出と親和性が高いんですよね。

 

竹内香予子:だから、「貼り箱」なんですね!

 

中本恵子:専門家の皆さんとも、いろんな材質を比較してみたのですが、「貼り箱」が一番いい!と全会一致でした。

 

4

竹内香予子:次に、「形」ですね。

 

中本恵子:はい、形なんですが、まずは思い出を入れるにはどれくらいの大きさがいいか、専門家と一緒に決めていきました。皆さんの経験上、写真のアルバムや細々した小物などを入れるだろうということになり、A4の書類が入る大きさを基準に、深めの箱と浅めの箱の2種類準備することにしました。

 

竹内香予子:仕切箱として内箱3つがセットにもなっていますよね。

 

中本恵子:これも、こだわりポイントなんです。実は、この仕切箱こそがこのアイテムの一番の特徴かもしれないですね!

 

竹内香予子:ほ~、小さくてかわいいだけじゃないんですね~!

 

中本恵子:お片づけは、「物を集めて、選別して、使いやすい場所におさめることが基本」と言われているのですが、思い出も同じことが出来るようにしたんです。

 

竹内香予子:それは、どういう意味ですか?

 

中本恵子:「おもいでBOX」は、思い出の品をポイポイ詰め込んで、「死蔵品」にしてもらうために作っているのではなく、皆さんに思い出を振り返ったり共有したりする「時間」を提供したいと思っています。そのためには、思い出を見返しやすい仕組みが必要だったんです。

 

竹内香予子:なるほど~!思い出を振り返る仕組みって、ありそうでなかった考えですね!

 

中本恵子:そうなんです。だから初めから仕切箱をセットにすることで、お使いいただく際に見返しやすいように分類できるようにしています。また、取り出しやすさを考えて仕切箱の厚みやサイズ感も工夫しています。

 

竹内香予子:だから、専門家の皆さんと一緒に、微妙に厚みやサイズの違うサンプルを使って、何度も何度も、入れたり・出したり・スライドさせたり実験してたんですね。

 

中本恵子:そうなんです。専門家の皆さん経験や知識のおかげで、とても使いやすい箱に仕上がっています。本当に、使ったら感動しますよ!

 

5

竹内香予子:最後に、「色柄」ですね。

 

中本恵子:そうですね。まず外観。これも先ほどお話しした「思い出を振り返る仕組み」につながります。

 

竹内香予子:どういうことですか?

 

中本恵子:この箱を押入れとかクローゼットの奥とかにしまっちゃったら、どうなるでしょうか?

 

竹内香予子:たぶん、存在を忘れるでしょうね。

 

中本恵子:でしょ!だから、出来れば、この箱は見える場所に置いてもらいたかったんです。リビングの飾り棚とか、クローゼットでもかなり手前側に置いてもらおうとすると、おのずとインテリアになじむ外観が必要ってなったんです。

 

竹内香予子:だから、単品で考えたら、もっと花柄とかあってもかわいいかな?とも思いましたが、そういうのがないんですね。

 

中本恵子:そうなんです。あえて、外箱はベージュや茶色など、シンプルな色にしたんです。

 

竹内香予子:外箱に比べると、内箱は華やかですね。

 

中本恵子:これにも狙いがあるんです。外観がシンプルなだけに、箱を開けたときには驚きやワクワク感が出るように、明るい色や柄物を加えました。また、仕切箱の柄は同梱されている3つとも違う柄を組み合わせるようにしました。

 

竹内香予子:これは、粋ですね~。

 

中本恵子:ですよね!この箱を手にしてくださった方々が、思い出を振り返るために再び箱を開ける、その瞬間までイメージして作り込んでるんです。

 

竹内香予子:物の先にある暮らし方、そこまで想像してできているんですね!

 

中本恵子:そうなんです。今までご説明したことは、お片づけの専門家から教えていただいた整理収納の考えで、沢山の家庭の事例を見てきた暮らしのプロだからこその着眼ですよね。

 

竹内香予子:シンプルですが、細部まで細やかな配慮がされている、それがこのアイテムの特徴ですね。

 

中本恵子:私も、色んな商品開発に携わってきましたが、そこまでイメージして商品が出来上がったのは、専門家の皆さんの知識や経験があったからと思います。 是非一人でも多くの方に、「おもいでBOX」を通じて生まれる、思い出との暮らし方を体験いただきたいですね。

 

専門家との議論を重ね、こうして想いの込もった特別な収納箱が完成しました。次回は、お片づけの専門家にとって「おもいでBOX」とはどんな物で、使うとどんな効果が期待できるのか。開発に携わった中西彰子さん、笹田奈美子さん、佐々木弓子さんに、専門家から見た「おもいでBOX」について紹介していただきます。

>>お片づけのプロが考えるおもいでBOXを使った「思い出」との暮らし方 vol.1

 
 
 
特集ページボトムバナー
 
 

 

この記事が気に入ったら今すぐシェア!