遺品整理の作業時間は整理する遺品の量と部屋の広さ、作業内容によって変わってきます。特にマンションやアパートの場合は階や車両の駐車ができる場所によっても作業の効率が大きく変わります。
場合によっては、数日に分けて作業することもあり、1日ではできない可能性もあります。前もって知っておくと予定を上手く組むことができるので、今回は遺品整理の目安時間について解説していきます。
遺品整理の作業時間の目安
現場によって作業の量は大きく変わるので、参考程度にしかなりませんがおおよその目安は以下の通りです。
間取り | 人数 | 時間 |
---|---|---|
1R・1K | 1~2名 | 2~3時間 |
2DK | 2~3名 | 4~5時間 |
3DK~3LDK | 4~5名 | 7~8時間 |
4LDK以上 | 5~7名 | 8時間以上 |
普通のワンルームであれば1~2名の作業員で2~3時間程度で終わることがほとんどですが、物量が多かったり、処分するものの搬送がしにくい場所の場合は長くなることもあります。
2DK以上の部屋の場合は作業員も多くなり作業も半日~1日かかることも多くなります。搬送しづらいピアノやベッド、ソファーなどがある場合は車両も大型のものが必要になり、人員も多く必要になるので大がかりな作業になり時間がかかることになります。
3LDK以上のマンションや一軒家の場合は1日で終わらず数日かけて作業することもあります。
遺品整理の作業は、遺品の形見分けをして処分する物の分別、不用品の処理といった流れで進みますが、それ以外の作業が必要になることもあります。そういった作業が必要になると作業時間も長くなります。
遺品整理でのオプションサービスについて
通常の遺品整理の作業以外のオプションサービスの内容は以下の通りです。
[box class="yellow_box" title="遺品整理のオプション"]
- 特殊清掃
- 消臭、除菌
- 害虫の駆除
- ハウスクリーニング
- 供養
- リフォーム、原状復帰
- 解体
- エアコンの取り外し
- 車両の処分
[/box]
遺品整理業者のオプションサービスは上記のようなものがあります。故人が生活していたスペースや遺品の供養が必要な場合は僧侶に依頼して供養する場合もあり、賃貸住宅の場合は退出の際に原状復帰やリフォームが必要になることもあります。
持ち家で不動産として売却する場合には解体作業や、エアコンの取り外しなども行わなくてはならないこともあります。
このように現場によって条件が変わってくるので遺品整理だけではなくオプションサービスが必要な場合は作業時間にも大きく影響してきます。
業者によってはエアコンの取り外しやクリーニングなどの簡単な作業は無料で行っているところもあるので上手く利用することで遺品整理にかかる費用を抑えることができます。
遺品整理の作業時間を詳しく知るには?
遺品整理の作業時間を詳しく知りたい場合は業者に一度現場を見てもらい見積もりと作業内容を説明してもらうのが早いです。
現場での見積もりを依頼するときには必要なオプションなどを事前に確認しておくことでスムーズに話を進めることができます。
電話だけでの見積もりにしか対応していない業者の場合は当日に金額が高くなるなどのトラブルが多いので注意してください。